CALIBRATION AND AFTER-SALES SERVICE

製品の校正・
アフターサービス

長寿命を実現する、プロのメンテナンス

WHAT IS CALIBRATION?

校正とは?

校正とは、標準器を用いて測定機器が表示する値と真の値の関係を求める作業です。

このプロセスにより、測定器の精度が確保され、信頼性の高い測定が可能となります。その精度と信頼性を維持するためには、定期的な校正が必要不可欠です。定期的な校正は、周期をあらかじめ決めて、それに従って実施する必要があります。具体的には、製造元が推奨する校正間隔、使用頻度、使用環境などから管理者が判断します。

校正フローのイメージ図

MAINTENANCE

メンテナンス方法

製品の精度を維持し、長期間安定して使用するためには適切なメンテナンスが重要です。

取扱説明書の資料ダウンロード

環境
製品の使用環境を整えます。温度・湿度変化の少ない安定した場所を選び、結露・粉塵・直射日光・振動などを避けることが重要です。
日々の清掃
ほこりや油分、異物が付着していると、測定精度に悪影響を与えるので、使用後は必ず使用面を清掃してください。
保護剤の塗布
(石製品を除く)
定期的に適切な防錆剤を塗布することで、使用面を保護し、錆を予防します。特に、湿気の多い時期(梅雨の時期や台風前後)は、しっかり塗布しておくことをおすすめします。
錆の対処法
軽度の錆の場合、研磨剤を使用して、錆を優しく削り取ります。その後、表面を清掃し、残った粉塵や汚れを取り除いたあと、柔らかい布を使って、クリーニング液で拭き取ります。
摩耗チェック
目視での確認や、測定器を使用して、定期的に表面の摩耗具合を確認します。
水平調整(定盤)
定盤の位置が変わっていないか、定期的に確認し、必要に応じて水平調整を行います。
校正
管理者の判断で適切な校正間隔で実施します。
※弊社が推奨する校正間隔は1年間

MAINTENANCE

校正サービス

校正における書類発行

校正対象の測定を実施し、その結果を記録します。その際、校正前の測定データと比較・検討し、どのような改善がなされたかを明確に示します。これらのデータを含む校正証明書を発行し、お客様に提供いたします。
証明書には、測定条件や手法、校正結果が記載されており、精度と信頼性を保障する重要な資料となります。

トレーサビリティ体系図

トレーサビリティ体系図

使用する標準器や参照する基準がどのように関連しているかを示した図です。

目的
校正作業が国際標準(トレーサビリティ)に基づいて実施されていることを明確にします。
校正証明書

校正証明書

校正作業の結果を正式に記録した書類です。

目的
校正作業の実施履歴を証明するための公式文書で、品質保証やトレーサビリティの確保に使用されます。
記載内容
校正対象機器の識別情報(機種名、シリアル番号など)
校正実施日、校正環境条件
校正作業を行った機関名と測定値結果
検査成績書

検査成績書

校正時に測定したデータや結果を詳細に記録した書類です。

目的
測定器の性能や状態を具体的な数値で確認できるため、精度管理に役立ちます。
記載内容
校正対象の詳細な測定結果
測定値の許容範囲との比較
測定精度の記録

AFTER SERVICE

アフターサービス

  • 定規と鉛筆のイラスト

    修理サービス

    摩耗や損傷、精度不良などに対応し、迅速かつ確実に修理を行います。

  • パソコンのイラスト

    校正

    測定工具の信頼性を維持するため、適切な校正サービスをご提供いたします。

  • ヘッドフォンのイラスト

    選定サポート

    専門知識を活かし、用途や条件に最適な測定工具をご提案いたします。

  • 工具のイラスト

    カスタマイズ

    お客様のニーズや課題に応じて測定工具の仕様変更や特注品の製作を承ります。